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村井大介さん個展オンライン販売本日12/5、21時より開始!

先週末にFOOD FOR THOUGHT上原店で行われた陶芸家・村井大介(むらいだいすけ)さんの個展。

初の個展でしたが、数多くのお客様にお越しいただきました。かたまりでみるとモダンでスタイリッシュに見えるのに、ひとつひとつはご本人のお人柄のようにあたたかく、真面目で、優しい作りであるところが村井作品の良さ。そこを新しいと感じ取ってくださった敏感なお客様にお選び頂けて私たちも嬉しかったです。

今回はかなり種類を絞って料理に特化したためか、特に多くのトップクラスの料理関係者やシェフの皆様、ファッション関係のお客様などのクリエイター諸兄にも多く選んで頂き、村井さんの作品の将来性が垣間見える2日間となりました。

そんな村井さんの作品をオンラインショップで全国の皆様にやっとご紹介できます!

本日12月5日、21:00よりカートがオープンになりますので、お間違いのない様に。

今回は、村井さんの定番「磁化粧白」に加えて、料理が特に映える「黒磁化粧」と「チタン釉」と「磁化粧銀彩」の作品群を充実させました。 あえて作品点数を絞り、プレート類を多めに。

黒磁化粧:
新しい試みのシリーズ。白い磁化粧を本焼きした後に、表には黒い釉薬、裏には黒い顔料を塗ってさらに焼成。非常に手間のかかる制作法。真っ白の素地の上に黒釉を重ねている為、墨のような真黒が特徴。真黒の器は実はなかなか見つからないものです。表面には微細な凹凸がある為、オーガニックな表情もあり温かみがあります。高彩度の食材やソース、鮮烈な色のデザートなどに。または真っ白い食材にも。

チタン釉:
磁器土を素焼きした上にチタン混の釉薬を掛けて焼成。流れやすい性質の釉薬で、ランダムに流れた白〜青へのグラデーションの軌跡が美しい作品。窯内部の温度のわずかな変化で白っぽく出たり、グレーが入ったり、青みの強弱が出ます。同系色の野菜の皿や黄色〜オレンジの食材が色相的には合いそう。テクスチャの裏を取って生物にも。

磁化粧銀彩:
本焼きした磁化粧の肌に銀の釉薬を筆で塗り、低温焼成した後にペーパー掛けをすることで深みのある銀が表出したシリーズ。使用することで顔が変わり、銀の色が落ち着いてきます。こちらは和洋問わず使いやすい色味。料理を選びません。

村井さんがひとつひとつじっくりと時間をかけ作り出す繊細で美しい世界観が、世界のたくさんのお客様に拡がりますように。村井さんの作品は、おうちのテーブルを華やかに格上げしてくれますし、飲食店の皆さまには強い武器になります。

本日21時から、どうぞお見逃しなく!

FOOD FOR THOUGHT

村井 大介 略歴 Daisuke Murai
1979 三重県松坂市生まれ
2012 愛知県立瀬戸窯業高校セラミック陶芸専攻科修了
2014 愛知県瀬戸市窯町に工房を構える

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令和2年7月23日